青枝珊瑚

毎年、シュノーケル中の水難事故が必ず報道されますが、今年はその数が少し多いように感じます。サロンのお客様もほとんど全員が旅行中にシュノーケルをされていて、毎回そのお話を伺うのが楽しみでもあるのですが、最近はご自分でシュノーケルセットを持参して自由に色々な場所で楽しんでいる方が多いような気がします。

確かに、宮古島の海はビーチから簡単にエントリーできて、すぐに素晴らしい珊瑚礁が広がっているのでボートエントリーよりも気軽に、別にインストラクターに頼らなくても道具さえあれば・・・。という考えに至るのもわかる気がします。でも、海況は日々変化しています。もっと言えば毎時間、潮位は変化しているのです。どんなに泳ぎが得意であっても潮の満ち引き、潮の流れに飲み込まれてしまったら、抜け出すのは大変です。海はプールとは違います。安全に泳げる時間と場所を見極めなければいけません。だから、マリンショップがあり、ガイドさんがいるのです。

せっかく楽しい思い出を作るために訪れた宮古島で、悲しい事故が起きてしまっては何の意味もありません。宮古島の海の美しさは日本一です。世界にも誇れます。でも海の力は想像以上で、危険生物もたくさんいます。台風後の荒れた海で泳ぐなどは言語道断なのです。

どうか、安全を最優先に。

子供を放って遊びに夢中になってしまうご両親を見かけます。信じられないかもしれませんが、事実です。旅先では平常心を失ってしまうのかもしれません。日常を忘れ、楽しく遊ぶ事が旅行の醍醐味ではありますが、大切な物を守る気持ちまでは忘れないでください。

これ以上悲しい事故が増えませんように。